ニューロンとグリア細胞 前編
不老不死と切っても切り離せないのが、脳機能です。自我はどこからやってくるのか、記憶はどこにあるのか、など脳の機能を解き明かすことは不老不死を目指す上で欠かせません。
ですが私は脳機能を司ると言われている、神経細胞(ニューロン)とグリア細胞の違いもよく分かっていませんでした
同じような読者の方や自分のためにまとめたいと思います。
ものすごーく分かりやすい本があって、下の記事はその一部を簡単に訳したものなので興味がある方は読んでみてください。ストーリー仕立てで面白いです。
「脳とグリア細胞」工藤佳久著 技術評論社
古くから、脳機能はニューロンが司っていると言われていましたが、どうやらグリア細胞も脳機能に寄与しているということが明らかになってきたようです。
グリア細胞の特徴とは…
・マクログリア(アストログリアとオリゴデンドログリア)とミクログリアに大別される。
・胎生期において、神経幹細胞から必要量のニューロンが作られ、残りがグリオブラストになり、そこからマクログリアが作られる。つまりグリア細胞はニューロンの親戚のようなもの?このことは日本人の藤田先生が発見されたようです
・アストログリアはニューロン周りの環境保全、ニューロンへの栄養補給、ニューロンの看護をしている。縁の下の力持ち。ちなみにアストロというのは星のようなという意味で、星のような形をしているようだ。
・ニューロンからなる神経線維は一本だが、その先端はいくつも枝分かれし、たくさんのニューロンに信号を伝える形の複雑な回路を作っている。オリゴデンドログリアはこの信号を伝えるのに重要な存在である。細くて効率の良い神経情報伝達のための導線を作るために重要である。
・オリゴデンドログリアはニューロンに巻き付いて鞘のような構造を作っている。
・ミクログリアは、アストログリアやオリゴデンドログリアに比べて細胞体が小さいことからその名がついた。脳内のグリア細胞の10%ほどを占める。ニューロンの10倍グリア細胞があるので、ミクログリアはニューロンとほぼ同数存在することになる。
・ミクログリアはマクログリアと違い、骨髄が作り出す細胞の一種から分化してきた血液細胞と同じである。身体の中に異物が入ってきたときに攻撃するマクロファージたちと同じである。
うーん、とりあえず今回はグリア細胞の種類とその大まかな働きの紹介に留めることにします。というのも、お勉強にはもう少し時間がかかりそうなので続きはまた来週
この記事は、旧ブログ『私たちは死なない』(Ameba)からの移行記事です。
