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by ころ不老不死

iPS細胞を用いた心臓病の治療

ご無沙汰しておりました!koroですニコニコ


本日はiPS細胞で心臓病を治すというテーマでお話したいと思います。

ここ数日メディアがたくさん取り上げているため、ご存知の方も多いかもしれませんが…

16日厚生労働省によって、iPS細胞から作った心筋のシートを心臓病患者の心臓に貼り付ける臨床試験が承認されました。

心臓病に対する治療として、すでにテルモ株式会社からハートシートが再生医療等製品として承認されていました。今回のシートは、ハートシートのように患者さん自身の太ももの筋肉からシートを作るのではありません。他者のiPS細胞から作った心筋の細胞シートを心臓に貼るというものです。

今回の臨床試験は結果がどうなるにせよ、iPS細胞の臨床への応用の先駆けとなり、今後の再生医療の発展に影響を与えることとなるだろうと言われています。

ではここで、
わざわざらiPS細胞を使う患者側のメリットはどの程度あるのか?
ということを考えてみたいと思います。

話をハートシートに戻しましょう。
少なくとも販売が承認された時点では、ハートシートの作用機序はわかっておらず、おそらくその後も不明なままだと思います。

つまり、太ももの筋肉を貼り付けても、なぜそれで心機能が改善されるのかはわかっていないのです。

治る仕組みがわからないのに、今度は太ももではなく心臓の筋肉だからより効果的と考えてるのは、少々安易な気がしました。

誤解しないでください。
私は決して、今回の臨床試験にネガティヴな感情を持っているわけではありません。
非臨床試験では太ももの筋肉より効果が高かったという話もどこかで目にしたので、もしかしたら臨床試験でも優れた効果が見られるのかもしれません。これを機に再生医療が前進するなら素晴らしい試験の始まりです。ただ、メディアが過剰に期待しているような気がしたのです…。

効果がどの程度かわからない、安全性がどの程度かわからない。それを調べるための治験だ!ということを頭の隅に置き、結果がどのようなものになるのかを楽しみに待ちましょう照れドキドキ

この記事は、旧ブログ『私たちは死なない』(Ameba)からの移行記事です。