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成分マスタ臨床証明レベル: 5

ナイアシンアミド(NAM)

ビタミンB3の一種であり、NMNやNRと同じく体内でNAD+を作り出す前駆体です。最大の特徴は「圧倒的な安価さ」と、美容液などにも使われる「肌への高い有効性」です。よく似た名前の「ナイアシン(ニコチン酸)」を大量摂取した際に起こる、皮膚が赤く熱くなる「ナイアシンフラッシュ」という強烈な副作用が、このナイアシンアミド(NAM)では一切起こらないという大きなメリットがあります。ただし、安価なNAD+ブースターとして優れている一方で、高用量(1日1000mg以上など)を摂取しすぎると、逆に長寿遺伝子[サーチュイン]の働きを阻害してしまうという生化学的な罠があるため、長寿目的での大量摂取には知識が必要な成分です。

食品からの摂取目安とサプリ的補足
摂取難易度:

肉類、魚類、豆類などに豊富に含まれており、通常の「ペラグラ(ビタミンB3欠乏症)」を防ぐという目的であれば、食品からの摂取で十分です。 しかし、「加齢で低下するNAD+を若者レベルに引き上げる(アンチエイジング)」という目的においては、食品からの摂取だけでは不十分です。その最大の理由は、年齢とともにナイアシンアミドをNAD+に変換する酵素(NAMPT)自体の働きが衰えてしまうからです。つまり、食品からどれだけナイアシンアミドを摂っても、老化によって変換工場が老朽化しているため、結局NAD+は作られずにダブつき、逆にサーチュインを阻害してしまう「ネガティブ・フィードバック」の罠に陥ります。 これが、衰えた工場(NAMPT)をバイパスして直接NAD+になる「NMN」や「NR」が重宝される決定的な理由です。

Target Hallmarks
🧬ゲノム不安定性
テロメア短縮
🎛️エピジェネティクス変化
🧩タンパク質恒常性の喪失
🔄マクロオートファジーの機能低下
🍽️栄養センシングの異常
🔋ミトコンドリア機能障害
🧟細胞老化
🌱幹細胞の枯渇
📡細胞間コミュニケーションの異常
🔥慢性炎症
🦠ディスバイオーシス(腸内細菌叢の乱れ)

作用機序(メカニズム)

細胞内で「サルベージ経路」というリサイクル工場を通じてNAD+に変換されます。皮膚ガンの予防効果が人間での大規模な臨床試験で証明されている論文ほか、関節炎の改善や皮膚のバリア機能強化など、多岐にわたる医療効果が確認されています。 しかし、体内でNAD+が消費された後に発生する「老廃物」もまたナイアシンアミドであるため、これを大量に外部から摂取しすぎると、細胞が「もうNAD+は十分に消費された(活動を止めろ)」と勘違いし、SIRT1などの長寿酵素の活動に強力なブレーキをかけてしまうことが分かっています論文。そのため、デビッド・シンクレア教授らは長寿目的でのNAD+補給には、ナイアシンアミドではなくNMNやNRを推奨しています。

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