カルノシン(Carnosine)
β-アラニンとL-ヒスチジンから構成されるジペプチドであり、骨格筋や脳、神経組織に高濃度で存在します。最大の特徴は、タンパク質と糖が結びついて生じる終末糖化産物(AGEs)の生成を抑制する「抗糖化作用」です。加齢による組織の硬化や機能低下を防ぐ物質として研究されており、微小血管機能や運動パフォーマンスに関する臨床試験が行われています。
鶏肉、牛肉、豚肉などの肉類に多く含まれています。日常的に肉を摂取する食事においてはある程度の量が補給されますが、カルノシンは血中のカルノシナーゼという酵素によって速やかに分解されるため、より持続的な効果や高用量(500〜1000mg)を目的とする場合は、サプリメント(または前駆体のβ-アラニン)が利用されます。
作用機序(メカニズム)
科学的根拠(エビデンス・論文等)
Carnosine protects proteins against methylglyoxal-mediated modifications.
📌 概要:カルノシンがメチルグリオキサールなどの糖化生成物からタンパク質を保護し、AGEsの形成を防ぐことを証明した基礎研究。
Carnosine: diet and blood levels.
📌 概要:食品からのカルノシン摂取と血中動態、および加齢に伴う組織中の糖化抑制効果に関する研究の総説。
Carnosine-Enriched Chicken Meat Improves Microvascular Function and Anti-Inflammatory Phenotype in Patients with Chronic Coronary Syndrome.
📌 概要:2026年のRCT。慢性冠症候群の患者において、カルノシンを豊富に含む食品の摂取が微小血管機能と抗炎症表現型を改善することが報告された。
Carnosine-enriched functional food enhances micro- and macrovascular endothelium-independent vasodilation in competitive athletes-a randomized study.
📌 概要:2025年のRCT。競技アスリートを対象とした試験において、カルノシンの摂取が血管内皮に依存しない血管拡張機能を向上させることが確認された。
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